汐留駅に住むメリット・デメリットを徹底解説!超都心の洗練と歴史を併せ持つ海辺近接エリアでの暮らし

 

汐留駅は、東京都港区に位置し、都営大江戸線やゆりかもめが乗り入れる交通至便な要衝です。新橋や銀座、築地といった東京の中心地へ徒歩圏内でアクセスできる一方、再開発で生まれた超高層ビル群や海辺に近い眺望が広がる、近未来的かつ洗練された街並みが特徴となっています。ビジネス街と観光スポットが共存するエリアとして、都心でありながら海辺の開放感や歴史文化に触れやすい点も魅力です。しかし、オフィス街としての性格から家賃相場の高さやイベント時の混雑など、注意すべき側面も少なくありません。本記事では、汐留駅周辺に住むメリット・デメリットを詳しく解説し、日常生活で役立つ主要施設も紹介します。


目次

1.汐留駅周辺の概要

1-1.駅の歴史と街の背景

汐留駅は、かつて貨物駅として機能していた汐留地区を再開発するなかで誕生しました。都営大江戸線は2000年(平成12年)に全線開通し、ゆりかもめは1995年(平成7年)から新橋〜台場間で営業中。バブル期以降、オフィスビルや複合施設が多数建設され、現在では超高層ビルと歴史的建造物が交錯する独特の都市景観を形成しています。新橋・銀座方面が近く、築地や芝浦方面へもアクセス容易なため、ビジネスパーソンだけでなく観光客やショッピングを楽しむ人々で賑わうエリアへと変貌を遂げました。

1-2.交通アクセス

  • 都営大江戸線
    • 大門駅まで約1〜2分前後
    • 六本木駅まで約10分前後
    • 新宿駅まで約20〜25分前後
  • ゆりかもめ
    • 新橋駅まで1駅(約2分前後)
    • 台場・豊洲方面へも直通
  • 主な所要時間(目安)
    • 東京駅:新橋駅でJR山手線へ乗り換え、約10〜15分
    • 品川駅:大門駅や新橋駅でJR線へ乗り換え、約15〜20分
    • 羽田空港:大門駅で京急線(浅草線直通)へ乗り換え、約30〜40分

大江戸線で六本木・新宿方面へ、ゆりかもめでお台場・豊洲方面へ直行できることが大きな特徴です。新橋駅が隣接しており、JR線や東京メトロ銀座線への乗り換えも容易。多方面に直通で短時間移動が可能な都内屈指のアクセス力を持ったエリアといえます。

1-3.街並みと住環境

汐留シティセンターやカレッタ汐留、電通本社ビルなど大規模な複合施設が集積し、超高層ビルが林立する近未来的な景観が特徴。一方、近隣には歴史を感じさせる庭園や旧跡、さらには海岸に近い芝浦方面まで歩けるため、都心の洗練と水辺の開放感を同時に味わえる不思議な空間です。夜間はオフィスの灯りやビルのライトアップが美しく、ドラマチックな夜景が身近に広がります。ただし、ビジネス街ゆえに休日や夜間はオフィス街が閑散として寂しく感じる場面もあるでしょう。

1-4.住宅地としての特徴

高層マンションやタワーマンションが増え、高級レジデンスとしての需要が高まっています。超都心エリアゆえ家賃や物件価格は高水準で、ハイグレードな設備や充実したセキュリティを備えた物件が目立つ一方、単身向けの1K・1LDKも数多く存在。駅から少し離れた芝や新橋方面には下町風情の残る住宅街もあり、選択肢の幅は比較的広め。ただし、オフィス街特有の平日昼間の賑わいと夜間・休日の静けさのギャップに留意が必要です。


2.汐留駅に住むメリット

2-1.多方面へ短時間でアクセスできる圧倒的交通網

大江戸線とゆりかもめを活用し、新橋・六本木・新宿・豊洲・台場など都心主要エリアへダイレクトにアクセス可能。JR線・東京メトロ・京急線などへの乗り換えも容易で、仕事やプライベートで都内を移動する人にとって最高クラスの便利さを享受できます。

2-2.近未来的な超高層ビル群と豊かな歴史資源の共存

近代的な複合施設が集中する汐留シティセンターやカレッタ汐留、電通ビルなど最先端の景観を日常的に楽しめる一方、浜離宮恩賜庭園など歴史的な名勝も徒歩圏に存在。都心の歴史や文化を肌で感じるライフスタイルを実現できます。

2-3.夜景や海辺の開放感を満喫

オフィス高層階やタワーマンションからの眺望、ゆりかもめ沿線の海辺に近いロケーション、ライトアップされたビル群など、都内でも指折りの夜景や開放的な景観を日常的に楽しめる点は大きな魅力です。

2-4.企業の本社や観光客が多く国際色豊か

大型企業やメディア関連の本社が集結するため、ビジネスパーソンや海外からの観光客が多く行き交う国際的な雰囲気を味わえます。英語対応のカフェやレストランもあり、外国人と接する機会が多いのも特徴的。

2-5.快適なウォーキングコースやイベント空間

汐留シティセンターやカレッタ汐留のプロムナードではショッピングや飲食を楽しみながらウォーキングができ、浜離宮恩賜庭園をはじめとする緑地を散策可能。大型イベントや季節のイルミネーションも多く、常に刺激的な生活を過ごしやすい環境です。


3.汐留駅に住むデメリット

3-1.家賃や物件価格が非常に高い

港区や中央区に近い都心エリアとして、家賃やマンション購入価格は都内でもトップクラスに位置。高級志向の新築物件やタワーマンションが多く、予算内で見つけるには駅から離れたエリアや築年数のある物件を検討する必要があります。

3-2.オフィス街特有の休日・夜間の閑散感

平日はビジネスパーソンで賑わうが、週末や夜間になると会社が休みになり、人通りが激減。飲食店や小売店が早めに閉店する店舗もあるため、遅い時間に外食や買い物を楽しむにはやや不便を感じるかもしれません。

3-3.大江戸線・ゆりかもめの地下深さ・駅構造

都営大江戸線の駅は地下深くに位置し、ホームまでの移動が長く感じる場合があります。ゆりかもめは高架鉄道で景観が良い一方、車両のキャパシティが小さく混雑時には立席がほとんどになるなどストレス要因も存在。

3-4.大規模イベントや観光シーズンの混雑

近隣には新橋・銀座・台場といった観光スポットが多く、大規模イベントシーズンや花火大会などでは観光客やイベント参加者が集まり、駅や周辺施設が混雑しやすい。混雑や騒音を避けたい人は事前に情報を収集しておく必要があります.

3-5.安価な生活必需品店が少ない場合

周辺の店舗は高級路線や観光客向けの価格帯が多いことがあるため、安価なスーパーやディスカウントショップが少ない傾向。日用品コストを抑えたい場合は他エリアの店舗やネット通販を活用する場面があるでしょう。


4.汐留駅周辺の生活環境

4-1.買い物と商店街

汐留シティセンターやカレッタ汐留、地下通路沿いにある店舗などで日常的な買い物に対応でき、駅周辺にはコンビニやドラッグストア、専門店が点在。大規模ショッピングを楽しみたいなら新橋駅や銀座方面へ徒歩または電車でアクセスし、デパートや専門店街を利用するのが一般的です。

4-2.子育て・教育

港区の子育て支援施策が利用でき、周辺には保育所や小学校などが点在。高層マンションも多いため、ファミリー向けのサービスや施設も増加傾向。公園や庭園が近いことで、子どもが自然に触れやすいメリットもあります。

4-3.医療機関と病院

駅周辺にはクリニックや歯科医院が点在し、大規模病院や専門外来が必要な場合は大江戸線やJR線などを使って短時間で到着可能。都内の医療資源が集約されるエリアのため、急病時や専門治療が必要な際にも安心感があります。

4-4.公共施設と行政サービス

港区および中央区に近いため、両区の公共施設や区民センター、図書館などを利用しやすい位置関係。各種スポーツ施設や文化イベントが充実しているうえ、都心らしい国際交流イベントも盛んに行われています。

4-5.休日の過ごし方

駅周辺の商業施設でランチやショッピングを楽しみつつ、夜にはタワービルのライトアップやベイエリアの夜景を満喫する人が多いです。ゆりかもめで台場・豊洲方面へ行けば海辺のレジャーや観光も楽しめ、新橋・銀座方面へ歩けば映画館やデパート、コンサートホールなど多彩な娯楽が揃っています。


5.汐留駅周辺のおすすめ施設10選

  1. ジョナサン カレッタ汐留店(ファミリーレストラン)
    高層ビル群に囲まれたカレッタ汐留内にあるチェーン系レストラン。朝から夜まで豊富なメニューを楽しめる。
    ( ジョナサン公式サイト )
  2. すき家 汐留シティセンター店(チェーン飲食店)
    24時間営業の牛丼チェーン。忙しい平日ランチや深夜帯でも低価格で手軽に食事をとれるため重宝する。
    ( すき家公式サイト )
  3. まいばすけっと 東新橋一丁目店(スーパー)
    食品や日用品を夜遅くまで販売する都市型スーパー。仕事帰りの買い物に便利で、駅周辺で必要物を完結可能。
    ( まいばすけっと公式サイト )
  4. ファミリーマート 汐留駅前店(コンビニ)
    24時間営業でATM・公共料金支払いにも対応。通勤・通学時の軽食や雑貨購入にも適している。
    ( ファミリーマート公式サイト )
  5. マツモトキヨシ 汐留店(ドラッグストア)
    医薬品や化粧品、日用品を幅広く扱うチェーン店。オフィスワーカーや周辺住民の需要をカバーし、ポイント活用がお得。
    ( マツモトキヨシ公式サイト )
  6. ドン・キホーテ 銀座本店(ディスカウントショップ)
    大江戸線やJRを利用して銀座方面へ移動すれば、深夜まで営業する大型店で食品や雑貨をリーズナブルにゲットできる。
    ( ドン・キホーテ公式サイト )
  7. ダイソー 新橋駅前店(100円ショップ)
    日用雑貨を低価格で購入できる大手チェーン。新橋駅前でまとめ買いすれば、帰宅前に不足品を手軽に揃えられる。
    ( ダイソー公式サイト )
  8. 汐留シティセンター郵便局(郵便局)
    郵便や小包の発送、ゆうちょ銀行サービスを利用でき、通勤やショッピングの合間に立ち寄りやすい立地。
    ( 日本郵便公式情報 )
    ※施設名検索で詳細を確認
  9. 港区立御成門中学校(学校)
    駅周辺には保育園・幼稚園・小学校などが整備され、ファミリー層が暮らすうえで学区情報を把握しておくと便利。
    ( 港区公式サイト )
    ※施設名検索で詳細を確認
  10. 浜離宮恩賜庭園(運動施設・公園)
    汐留駅から徒歩圏にある歴史的庭園。四季折々の花や水辺の景色を楽しめ、散策やリフレッシュに最適な空間。
    ( 東京都公園協会 )

6.こんな人におすすめ

  1. 都心勤務でできるだけ通勤時間を短縮したいビジネスパーソン
    大江戸線やゆりかもめ、JR新橋駅との連携で主要ビジネス街へスピーディにアクセス可能。平日の時短効果が大きい。
  2. 港区ならではの洗練さと海辺に近い景色を味わいたい人
    高層ビル群と海辺の景観、さらに歴史的建造物が混在する独特の雰囲気を満喫できる。
  3. タワーマンションや高級マンションを検討している単身・ファミリー層
    新築のラグジュアリー物件が豊富で、都心生活の快適さとセキュリティを重視する層に合致。
  4. 下町風情や歴史的文化にも興味がある人
    オフィスビルだけでなく、歴史ある寺社や庭園も近く、東京の都市文化と下町の人情を両立できる。
  5. 台場や豊洲、銀座方面への移動を日常的に行う人
    ゆりかもめでお台場・豊洲へ、JRや地下鉄で銀座・新橋へ、各方向へのアクセスが容易でイベントやショッピングに困らない。

7.汐留駅に住む際のチェックポイント

7-1.家賃や物件価格の高止まり

再開発エリアゆえ、物件は人気が高く高額賃料が設定されがち。予算を大幅に超えないように、築年数や駅距離を検討する柔軟な姿勢が必要になるかもしれません。

7-2.大江戸線とゆりかもめの乗車時間・混雑

ゆりかもめは輸送量に限りがあり混雑時にはストレスを感じる可能性あり。大江戸線は地下深いホームと駅数の多さから意外と移動に時間がかかる区間も。ラッシュ時の様子を事前に把握しておくと快適に暮らしやすいです.

7-3.夜間や週末に閉店が早い店舗

オフィス街としての側面が強く、平日昼間には活気がある一方、夜間や週末は人通りが減り早めに営業終了する店も多数。深夜営業店を好む人は新橋や六本木などへ移動が必要なケースが多い。

7-4.周辺の大規模イベントや観光シーズン

お台場方面へのイベントや東京タワー観光など、観光客やイベント参加者が増えるシーズンは公共交通機関が混雑する場合も。予定や時間を上手に調整し、混雑を避ける工夫が必要です。

7-5.徒歩移動と景観の確認

汐留は高層ビルや複合施設が密集しており、歩道や地下通路を上手に使えれば雨の日や暑い日でも快適。ただし、初めは通路が複雑に感じるかもしれないため、地理を早めに把握しておくのがポイントとなります。


8.まとめ

汐留駅は、新橋・銀座・お台場・六本木・新宿など多彩なエリアへ短時間で移動できる利便性と、近未来的なビル群と歴史的風情が入り混じる独特の街並みを兼ね備えた魅力的なエリアです。ビジネスや観光の要素が強い場所ながら、緑豊かな庭園や湾岸エリアへの近さによる開放感もあり、洗練された都心の暮らしと自然や歴史の残響を同時に体感できるのが大きな特徴と言えます。

一方、家賃水準の高さや週末夜間の閑散ぶり、大江戸線やゆりかもめのホームの深さや混雑など、都心エリアならではの注意点も存在。それでも、都内主要スポットへの抜群のアクセス力や国際色豊かな街の雰囲気、海や夜景などの魅力を考慮すれば、汐留駅周辺は忙しい社会人や国際派の人々にとって大変魅力的な候補地となるでしょう。自分のライフスタイルに合った物件とエリア情報をしっかり見定め、理想の都心ライフを実現してみてはいかがでしょうか。


下記では、汐留駅周辺で多種多様な物件を紹介しています。興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。

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この記事を書いた人

PBコラムの編集部です。おすすめのマンションレビュー、街のレビューを綴っていきます。

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