国際展示場駅に住むメリット・デメリットを徹底解説!臨海副都心の最先端と下町情緒を同時に味わう魅力の街

 

国際展示場駅は、東京都江東区の臨海エリアに位置し、りんかい線の主要な駅の一つです。東京ビッグサイトなどの大型施設が集まり、都心と湾岸部をつなぐ結節点として大きな役割を果たしています。近隣には大規模な再開発や新築マンションが目立つ一方、運河や埋立地ならではの開放的な景観も楽しめるなど、最新の都市機能と自然環境が融合した住みやすい街へと変貌を遂げています。本記事では、国際展示場駅周辺での暮らしに注目し、エリア特有のメリット・デメリットを詳しく取り上げながら、地域を彩る便利な施設を通じて、理想の住まい探しをサポートする情報をまとめました。


目次

1.国際展示場駅周辺の概要

1-1.駅の歴史と街の背景

国際展示場駅は、1996年(平成8年)にりんかい線の一部として開業した比較的新しい駅です。お台場や有明などの埋立地における大規模開発に伴い、国際的なイベント・展示会の拠点である東京ビッグサイト(東京国際展示場)へのアクセス駅として設置されました。周辺ではオフィスや商業施設、タワーマンションなどが急速に増加し、臨海副都心の一角を担うエリアへと成長。江戸から続く下町文化と、最先端の都市開発が混在する特徴的な地域となっています。

1-2.交通アクセス

  • りんかい線
    • 大崎駅まで約15〜20分前後
    • 新木場駅まで約5分前後
  • 主な所要時間(目安)
    • 東京駅:新木場駅などでJR京葉線に乗り換え、約20〜30分
    • 有楽町・銀座方面:新木場駅で東京メトロ有楽町線に乗り換え、約25〜35分
    • 新宿駅:大崎駅で山手線に乗り換え、約25〜35分
    • 渋谷駅:大崎駅経由で山手線や湘南新宿ラインなどを活用し、約20〜30分

りんかい線を使って大崎駅へ向かい、山手線や埼京線、湘南新宿ラインに乗り継ぐことで都内各所へのアクセスを確保。また、新木場駅からJR京葉線や東京メトロ有楽町線へ乗り換えることによって、東京駅や有楽町方面への移動を効率化できます。

1-3.街並みと住環境

駅周辺は国際的な展示会やイベントが行われる東京ビッグサイトをはじめ、大型オフィスビルや大規模マンションが立ち並ぶ近未来的な景観が広がります。運河やベイエリアの開放感を活かした公園や遊歩道が充実し、休日にはジョギングやウォーキング、サイクリングを楽しむ人の姿が多く見られます。一方、少し離れると下町の面影を残す地域が点在し、昔ながらの商店や居酒屋なども探せるなど、新旧の要素が融合した独特の魅力を放っています。

1-4.住宅地としての特徴

臨海副都心の一角として再開発が進み、タワーマンションや新築マンションが多数誕生しているため、比較的築浅で設備の整った物件が見つけやすい一方、家賃や物件価格は都心相場に近い水準まで上昇しているケースが多いです。海や運河の眺望を楽しめる部屋が人気を博しており、単身からファミリーまで幅広い世代が定住を検討するエリアになりつつあります。一方で、駅から少し離れた地点には下町風の住宅街が残り、庶民的な家賃帯の物件もあるため、探し方次第では多様な選択肢が見つかるでしょう。


2.国際展示場駅に住むメリット

2-1.都内主要エリアへの良好なアクセス

大崎駅を経由して山手線へ、または新木場駅でJR京葉線や東京メトロ有楽町線に乗り換えて東京駅・有楽町・銀座方面へ、いずれも約20〜30分程度で到着可能。通勤通学だけでなく、ショッピングやレジャーにも利便性が光ります。

2-2.ベイエリア独特の開放感と景観

運河や東京湾に近い立地から広い空と水辺を感じられ、ランニングコースや公園も整備されているため、都心部では得難い快適な環境を満喫できます。タワーマンション上層階からの眺望を楽しめるのも、湾岸エリアならではの醍醐味でしょう。

2-3.最新の都市機能と下町情緒

大規模マンションや商業施設が多い一方、少し路地を入ると下町の雰囲気を湛えた地域が点在。モダンなビル群と昔ながらの生活文化が溶け合い、多様なライフスタイルに対応できる街並みを形成しています。

2-4.多彩なレジャー・ショッピングスポット

東京ビッグサイトやお台場など、大型イベントや商業エリアが近くにあり、休日の過ごし方の選択肢が豊富。さらに、新木場駅乗り換えでディズニーリゾートへ向かうなど、湾岸レジャーを存分に楽しめるのも利点です。

2-5.公共施設や子育て環境が充実

区の施策で子育て施設や公園が整備され、ファミリー層が生活しやすい環境が整ってきています。運動施設や図書館、区民センターなどの公共施設が利用しやすく、多様な世代が暮らしやすいエリアです。


3.国際展示場駅に住むデメリット

3-1.朝夕の通勤ラッシュ時の混雑

りんかい線を利用する朝夕の通勤ラッシュ時には、大崎方面・新木場方面の電車が混雑する可能性が高い。特にイベント開催時期などは乗客が集中し、ホームや列車内が大変混み合う場合があります。

3-2.駅近の家賃や物件価格が上昇

再開発が進み、高級感のあるタワーマンションが数多く建設されているため、駅徒歩圏の賃料や購入価格は上昇傾向。予算を抑えたい場合には、築年数のある物件や駅からやや離れた地域を検討する必要があります。

3-3.大型商業施設が限定的

周辺にコンビニやスーパーはあるものの、深夜営業の飲食店や娯楽施設が少なく、遅い時間帯に活動する人にはやや不便を感じるかもしれません。大規模なショッピングモールやレジャー施設はお台場などの別エリアに移動が必要です。

3-4.車中心の生活の難しさ

都心近郊の湾岸エリアで駐車場の確保や料金にコストがかかるうえ、イベント開催時には交通規制や渋滞が発生する場合も。公共交通機関が整っているため、車を持たない生活を選ぶ人も多く見られます。

3-5.海風や塩害の影響

海が近い分、風が強い日が多く塩害の可能性があるため、洗濯物や屋外に置く金属製品などが影響を受けやすい。サビ防止対策や洗濯干し時間の調整などに配慮が必要となることがあります。


4.国際展示場駅周辺の生活環境

4-1.買い物と商店街

駅周辺にはコンビニやドラッグストア、小規模スーパーなどが点在し、日常的な買い物には事欠きません。大型ショッピングについてはお台場や有明エリアへ数分で移動して豊富な専門店やフードコートを利用するのが一般的。一部地域には下町の商店街が残り、昔ながらの食堂や小さな雑貨店を探す楽しみもあります。

4-2.子育て・教育

駅近隣に保育施設や学校が整備され、子育てファミリーが住みやすい環境づくりが推進中。公園や運河沿いの遊歩道は安全に配慮された設計が多く、週末には親子連れで賑わう光景が見られます。行政サービスによる子育てイベントなども活発に行われており、コミュニティ形成がしやすいのが特徴です。

4-3.医療機関と病院

周辺にクリニックや歯科医院があり、急な体調不良にも一定の対応が可能。大崎駅や東京駅方面へ短時間で出られるため、総合病院や専門病院へもアクセスは容易です。引っ越し前に夜間診療可能な医療機関の場所を確認しておくと安心感が高まります。

4-4.公共施設と行政サービス

りんかい線沿線の湾岸エリアでは区立のスポーツセンターや図書館、区民センターなど公共の施設が整備されており、住民がさまざまな活動や文化イベントに参加しやすい環境が整備されています。行政の子育て支援や高齢者向けサービスなども比較的充実し、豊かな暮らしをサポートする下地が整っています。

4-5.休日の過ごし方

東京ビッグサイトのお膝元であり、お台場や豊洲など大規模商業施設・レジャーエリアに近い立地を活かして、ショッピング、映画鑑賞、イベント参加など休日を多彩に過ごすことが可能。バイクや車を所有していなくても、都心の各種施設や観光スポットに電車一本でアクセスできる点が大きな魅力です。


5.国際展示場駅周辺のおすすめ施設10選

  1. ジョナサン 有明店(ファミリーレストラン)
    駅から少し歩けば、大手チェーンの安定した味とメニューを一日中楽しめる。家族連れや一人利用でも過ごしやすい空間。
    ( ジョナサン公式サイト )
  2. すき家 有明駅前店(チェーン飲食店)
    24時間営業の牛丼チェーン。リーズナブルかつ早いサービスで、深夜帯・早朝の利用にも対応できる。
    ( すき家公式サイト )
  3. イオン 東雲店(スーパー・ショッピングセンター)
    食料品から衣料品、雑貨まで多彩なアイテムを揃える大型店。週末のまとめ買いから日常使いまで活躍し、フードコートも併設。
    ( イオン公式サイト )
  4. ファミリーマート 有明セントラルタワー店(コンビニ)
    駅周辺やオフィスビル内に点在。24時間営業でATMや公共料金支払いにも対応し、ちょっとした買い物に重宝する。
    ( ファミリーマート公式サイト )
  5. マツモトキヨシ 有明店(ドラッグストア)
    医薬品や化粧品、日用品を幅広く扱うチェーン店。ポイントを活用してお得にショッピングが可能。
    ( マツモトキヨシ公式サイト )
  6. ドン・キホーテ 豊洲店(ディスカウントショップ)
    食品や家電、雑貨まで多彩な商品を割安で購入できる。深夜営業もしているため、時間を気にせず買い物ができる。
    ( ドン・キホーテ公式サイト )
  7. ダイソー お台場デックス店(100円ショップ)
    台場方面に移動すれば低価格で多彩な日用品や雑貨を手に入れられる大手チェーン。休日の買い物や観光ついでに便利。
    ( ダイソー公式サイト )
  8. 有明郵便局(郵便局)
    郵便や荷物の発送、ゆうちょ銀行サービスを行う拠点。駅からやや離れるが、湾岸エリアの中核的郵便局として利用しやすい。
    ( 日本郵便公式情報 )
    ※施設名検索で詳細を参照
  9. 江東区立有明中学校(学校)
    駅周辺には新設校や保育園などが整備され、子育てしやすい環境。学区や募集情報を早めに確認すると安心。
    ( 江東区公式サイト )
    ※施設名検索で詳細を参照
  10. 東京ビッグサイト(大型商業施設・公共施設)
    大規模イベントや展示会が連日開催される日本を代表するコンベンションセンター。地元住民にとってもイベント参加や散策を楽しめるスポット。
    ( 東京ビッグサイト公式サイト )

6.こんな人におすすめ

  1. 都心部(東京・有楽町・新宿など)への通勤通学を短時間で行いたいビジネスパーソン・学生
    りんかい線を中心に他路線へ乗り継ぎしやすく、主要ターミナルへの移動時間を大幅に短縮可能。
  2. 豊洲やお台場など湾岸エリアのレジャーやショッピングを日常的に楽しみたい人
    近接地域に大規模商業施設や観光スポットが集中し、海辺の景観も満喫できるメリットが大きい。
  3. 子育てと都心アクセスを両立させたいファミリー層
    保育施設や学校、公園が整備されており、平日は短い通勤時間を、休日は家族で湾岸レジャーを楽しむライフスタイルを実現しやすい。
  4. 開放感あふれるウォーターフロントでの暮らしを求める単身者・カップル
    ベイエリア特有の運河や海沿いの風景を日常に取り込みながら、オフィス街への通勤もストレスを抑えられる。
  5. イベントやビッグサイト関連の催しに興味がある人
    東京ビッグサイトで開催される各種イベントや展示会に容易に参加でき、エンタメ好きにとって嬉しい環境。

7.国際展示場駅に住む際のチェックポイント

7-1.ラッシュ時の乗車混雑

りんかい線の朝夕ピーク時には満員電車が発生。大崎駅・新木場駅での乗り換えにも時間がかかる場合があるため、通勤経路や時差出勤の活用も検討したい。

7-2.駅近物件の高価格帯

再開発地区で新築マンションが多く、駅周辺の家賃や物件価格が都心相場に迫る場合がある。予算を抑えたい場合は築年数や駅距離、眺望に妥協が必要となるかもしれません。

7-3.夜間の店舗や飲食店

昼間に比べて夜間の飲食店やスーパーの営業が限られ、深夜帯は利用しにくい店舗が多い場合がある。24時間営業のチェーン店やコンビニの数を事前に確認すると便利です。

7-4.風や塩害への対策

海に近いエリアのため風が強く、塩害の影響を受ける可能性があり、自転車や車、ベランダの洗濯物などに配慮が必要。アルミやステンレスなどサビに強い素材を選ぶといった対策も考慮するといいでしょう。

7-5.車利用のコスト・渋滞

駐車場料金が高く、イベント開催時期や通勤時間帯の周辺道路の混雑が課題。公共交通を中心に生活するか、どうしても車が必要な場合は駐車場の確保を早めに検討する必要がある。


8.まとめ

国際展示場駅は、りんかい線を軸に東京ビッグサイトやお台場エリアへの抜群のアクセスを誇り、また大崎や新木場方面へ乗り継ぎを活用することで東京駅や銀座、新宿といった主要エリアへの通勤通学も効率的に行える点が魅力です。再開発によるタワーマンションや商業施設の増加で都心並みの快適な生活環境を備えつつ、運河や湾岸エリアならではの景観と下町感が混在する独自の街並みが広がり、暮らしの幅を大きく広げてくれます。一方で、朝夕のラッシュ混雑や駅周辺物件の高価格帯、深夜営業の店舗が限定的であるなど、実際に住む前に確認しておきたい課題もあります。

総じて、国際展示場駅周辺は湾岸部の利点である景観やアクティビティの豊富さ、そして都心アクセスの良さを同時に享受したい人に適した環境と言えます。子育て世帯やレジャー好きな単身者・カップルまで、幅広い層が満足度高く暮らせる可能性を秘めたエリアとして、今後ますます注目が高まるでしょう。


下記では、国際展示場駅周辺で探せる多種多様な物件を紹介しています。もし興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

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この記事を書いた人

PBコラムの編集部です。おすすめのマンションレビュー、街のレビューを綴っていきます。

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